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墓地選び:面積で変わるお墓の形

お墓を建てる土地の広さのことを、墓地面積といいます。この広さは、お墓を建てる場所の区画ごとに決められており、普段私たちが家の広さを表す時と同じように、平方メートル(平米)で表されます。ただし、お寺などでは昔から使われている「聖地」という単位で広さを表すこともあります。 この墓地面積は、お墓の形や大きさ、そして何よりもお墓にかかる費用に大きく影響します。そのため、お墓を選ぶ際には、まずどれくらいの広さの土地が必要なのかをよく考えることが大切です。 もしも狭すぎる土地を選んでしまうと、希望する形のお墓を建てられないことがあります。例えば、立派な石のお墓を建てたいと考えていても、土地が狭ければその夢を実現するのは難しいでしょう。また、一族みんなが一緒に入れるお墓を希望する場合も、十分な広さを確保する必要があります。 反対に、広すぎる土地を選んでしまうと、費用がかさんでしまうだけでなく、管理の手間も増えてしまいます。お墓の掃除や草むしり、お花のお供えなどは、定期的に行わなければなりません。広ければ広いほど、これらの作業に時間と労力がかかることは想像に難くありません。また、お墓の管理料も面積に応じて高くなるのが一般的です。 つまり、お墓を選ぶ際には、希望するお墓の形や大きさ、そして管理の手間や費用などを総合的に考えて、自分に合った適切な墓地面積を選ぶことが重要です。満足のいくお墓選びのためには、まず土地の広さからしっかりと検討を始めましょう。
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お墓の広さ、平米で考える

お墓を選ぶ際には、様々な要素を考慮する必要がありますが、中でも墓地の広さは重要なポイントの一つです。広さは、お墓の価格に直結するだけでなく、実際に墓石を建てた際の見栄えや、お参りする際のスペースにも影響を与えます。お墓の広さを表す単位は、一般的に「平方メートル」が使われます。これは、縦と横の長さをメートル単位で測り、その値を掛け合わせたものです。たとえば、縦が2メートル、横が2メートルの区画であれば、2かける2で4平方メートルとなります。平方メートルの記号は「㎡」と書きます。この単位は、日常生活の中でも土地の売買や家の広さを表す際によく使われているため、馴染み深く、大きさのイメージもしやすいでしょう。例えば、畳一枚の広さはおおよそ1.62平方メートルです。なので、4平方メートルの墓地であれば、畳二畳半ほどの広さということになります。このように、畳の枚数に換算することで、より具体的なイメージを持つことができます。また、墓石の種類や大きさによっては、設置できる区画の広さが限られる場合もあります。そのため、希望する墓石がある場合は、事前に石材店などに相談し、必要な広さを確認しておくことが大切です。お墓は一度建てると、簡単には移転できません。後々後悔しないためにも、墓地の広さについては、しっかりと検討しましょう。予算や希望する墓石の大きさ、参拝に訪れる人数などを考慮し、ご自身に合った広さの墓地を選ぶことが大切です。多くの霊園では、様々な広さの区画を用意していますので、よく比較検討し、最適な広さの区画を選びましょう。中には、同じ面積でも区画の形が異なる場合もあります。正方形に近い区画もあれば、細長い区画もありますので、希望する墓石の形に合わせて選ぶと良いでしょう。